2025年9月18日木曜日

prasthana ハイカウントナイロンツイルセットアップ

 

・ジャケットはprasthanaのナイロン素材を使用したノーカラージャケット。フロントはボタンでは無く、ドイツFIDLOCK社製のマグネットバックルを採用。ダーツを各所に入れ、両サイドにエクセラファスナーを使用したパッチポケットを配置。袖口には高密度で編まれたモックロディ生地によるサムホール付きのリブパーツを配置し、内ポケットは左に二段で配置。

・シャツはprasthanaのコットン100%の高密度ツイル素材を使用したロングシャツコート。首に沿うシルエットのスタンドカラーで両脇下にstrings(共生地テープ)を配しておりシルエットの変化が可能。両サイドにはポケット・深いサイドスリットを配置し、ライトアウターとしても着用可能。

・ボトムスはprasthanaのナイロン素材を使用した袴パンツ。ウエストはゴムとドローコードのイージー仕様。バックはエクセラファスナーの開閉で様々なシルエットに変化可能。

・ブーツはprsahanaとPortailleコラボプロジェクト「p|p(ピー|ピー)」のサイドジップブーツ。アッパーはイタリア「MARYAM」社の1.3〜1.5mm厚ホースフロントを使用した贅沢な仕上がりで履き込む毎に無骨なドレープが生み出されます。フロントアッパーにオーバーロックステッチを施し、サイドファスナーは「YKK EXCELLA」を採用することで容易な着脱を実現。特徴的なVibramソールは優れた駆動性と耐久性がトレッキングに最適な、XSTREKシリーズの【ALEXANDER】を使用し、重量感ある仕上がり。クッション性に優れたインソールが付属。

ハイカウントナイロンツイルのノーカラージャケットと袴パンツでセットアップ。トップスはストリングがアクセントでノーカラーのロングシャツコート。足元は希少なホースフロントを使用し、ソールにはヴィブラムのアレキサンダーソールをセットしたサイドジップブーツ。

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prasthana / STRUCTURE JACKET B / NYLON BLACK

STAFF(175cm55kg)1着用
STRUCTURE JACKET は、フロント合わせのバックル使いが印象的なラペルレス型ジャケット。 各所に走らせたダーツや、大きく切り替えたサイドパーツなど、独自のパターニングによって身体との親和性を高めた構造となっています。
両サイドに YKK EXCELLA ファスナーを使用したパッチポケットを配置、機能と共にこの品番のプロダクト強度を高める一要素としてデザインしました。 袖口にはモックロディ生地によるサムホール付きのリブパーツを配しており、一般的なジャケット像とは一線を画す、アクティブな空気感を演出しています。 外観はテックウェアに通じる要素が多いですが、あくまでジャケットとしての提案である為、prasthana のジャケット制作におけるベーシックな作り込みとして、内ポケットの仕様は二段台場仕立てとし、前振り設定の袖付け、肩及びアームホールのセット感など、しっかりと重みのあるプロダクト像を表現しました。

prasthana / strings raw edge over shirt / BLACK

STAFF(175cm55kg)1着用
オーバーシルエットで構成したシャツ/ライトアウター。
素材には、40/-コーマ糸を経糸、40/-カード糸を緯糸に使用し、高密度に織り上げたツイル生地を採用、
ナチュラルな染色加工による独特な染め表情に加え、洗い→天日乾燥の工程を経ることで、ワッシャー感を付加しています。
各所に配したロウエッジ(断ち切り)始末の共生地による当て布デザインが、生地の表情と相まって絶妙な抜けを演出、この品番の佇まいを決定付ける意匠となっています。
両脇下にstrings(共生地テープ)を配しており、任意で結ぶ/垂らすことで、スタイリングにおけるアクセントとして機能する要素となります。
また、サイドにはシームに沿ってポケットを完備することで、生地のウェイトと併せて、羽織り(ライトアウター)としての着用も想定しています。
大量生産された製品にはない、ファブリック自体の個体差や、ロウエッジのデザイン、
ワッシャーの表情が映える、「ARTISANAL」を体感することができるプロダクトです。

STAFF(175cm55kg)1着用
LC2 袴 TROUSERS は、プロダクトネーム通り、袴を彷彿とさせるようなバギーシルエットで構成したアンクルレングスのパンツです。
LC2 は EXPANSION(拡張)を意味しており、このデザインはバックに配したファスナーを 開閉することで表現しています。 ファスナーを全て開くとマキシマムなバギー、この状態が EXPANSION で最大限拡張したシルエット。 そして、ファスナーを閉めていくことによってシルエットに変化が生まれる仕様となります。 ウエストゴム+ドローストリングのイージーパンツ仕様ですが、ジップフライとベルトループを配している為、穿きこなしのバリエーションは広く担保しています。 品性と大胆な存在感を有したプロダクトです。

STAFF(175cm55kg)42着用
神戸を拠点とするレザーシューズアルチザンブランド「Portaille 」とprasthanaの協業プロジェクト「p|p」第一弾リリースとなるサイドジップブーツ。
裁断、縫製、吊り込み、仕上げの加工まで全て職人/デザイナーの手によって創られる作品は、真の意味での「ARTISANAL」を体現しており、更に日本人ならではとも言える繊細な感性を融合することで、至高のプロダクトとしてのクオリティを遺憾無く発揮しています。
メインマテリアルにはイタリア「MARYAM」社のホースフロントを採用しました。
「MARYAM」社は、世界最高峰のタンナーとして名高い「GUIDI」社での研鑽を経て独立した名門。
「GUIDI」社と同じく、フルベジタブルタンニン鞣しの高級馬革を得意とする「MARYAM」社のラインナップにおいて中核を成すホースフロントは、ホースハイドの腰から上の胴体から採取される馬革を指します。
一般的な馬革の胴体は1.0〜1.2mm程度と厚みを確保することが難しいとされていますが、MARYAM社独自のシェービング技術により、それを上回る1.3〜1.5mm厚を実現しています。
引き締まった革表面はこの上なく上質で、正に高級馬革という呼称に相応しい、堂々たる風格を有しています。
そのような超上質素材をベースに、デザイン面はフロントアッパーをセンターで剥ぎ、オーバーロックステッチを走らせています。
ステッチは素材と同色を用いている為、殊更に主張するようなことはないですが、静謐ながら確かに存在するデザインとして、この作品のアイデンティティとなっています。
脱着の際に使用するファスナーはサイドに配置、「YKK EXCELLA」を採用していますが、ブラックニッケル色を選定することでアッパーとの調和を実現、引手に本体同様の「MARYAM」ホースフロント製のテープを付属しました。
ソールにはVibram®︎社製の#995C_ALEXANDERをセット。
優れた駆動性と耐久性を併せ持った#995Cは、その機能性もさることながら、極めてフューチャリスティックなデザイン性が、鮮明な印象をもたらすソールです。
素材の選定からデザインにおいて、「ITALIAN ARTISAN」の物作りへのリスペクトを表現しつつ、prasthanaがフィロソフィーとして掲げる「form,function&idea」をこの上なく体現するプロダクトとなっています。