2014年9月5日金曜日

glamb デザイナー古谷氏インタビュー


1.ブランドを始めたきっかけ
元々、これを読んでいる皆さんと同じように、僕も買う側でした。欲しいものがあれば始発に乗ってお店にいくことも、何時間も並ぶことも全く苦にならなかった。そうやっていろいろな洋服を買い続けていくうちに「自分ならこうする」という思いが出てきて、想像力がどんどん広がっていった。端的に言うと服が好きだったということだと思います。

2.今後のブランドの方向性
個人的なことを言うと、今僕は洋服以外の仕事もしているのでTPOを問わない白シャツを着て過ごすことが大半です。ただ、ブランドとして作っていきたい洋服はその真逆で、ファストファッションなど様々な選択肢が出てきた今だからこそ、ドメスティックブランドとしてひと手間、ふた手間と手をかけた「くどい」アイテムです。素材うんぬんではなく、一工程でも多くの人の手をかけて仕上げたもの。それこそ僕らが今目指す洋服作りです。


3.ブランドとしてのこだわり
手間を惜しまない洋服作りをどれだけ追求できているか、いつも自分に確認し続けることかな。

4.苦労した事など
10年以上ブランドをやってきて、振り返ると確かに12年に一度は何らかのピンチがありました。けれど、それを経て良くなってきたものがあるから、当時の苦労も階段のステップのように感じています。ただ敢えて言うのであれば、glambを通して僕はドメスティックブランドの新しいことに挑戦し続けてきました。例えばウェブを通じた洋服の販売もglambは他のブランドに先駆けて行いました。けれど新しいことには、批判の声がつきものです。仲の良い友人たちの間でも、考え方の違いというのは存在します。それは仕方がないことわかっても悲しいですね。


5.楽しい事など
楽しいことは毎日起こっています。今は作詞したり、アイドルのプロデュースをしたり、新しい事が好きなので毎日が楽しいです。

6.大事にしている事
夜ちゃんと寝る事。


7.仕事以外で、今はまっている事や趣味等あれば教えてください
365日仕事をしているから仕事以外でというのは逆に難しいのですが、洋服、写真、日本ツインテール協会、アイドル、これらの全てを120%の力でやっています。

8.glambを愛するお客様へ何か一言!
glambの洋服に僕は小さなこだわりをたくさん詰め込んでいます。10年以上のお客様も、新しいお客様も是非それを見つけて、楽しんでもらえたらと思います。

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SHOPから一言
glambとはブランド立ち上げからのお付き合いで、まるで写真集を眺めているかのような気分になる美しい海外の風景に、商品説明文もわかりやすく読み応えのあるカタログや、WEB販売に特化した販売方法、アートとストリートを融合した“12 Emerjing Artists”など、常に新しいことにチャレンジし続けている今後の活躍も楽しみなブランドです。
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