Varde77について
今回の2016年AWd で、ブランド設立10年目になります。(2006年9月に設立)
2008年AW に展示会形式にしてからは8年。
10年という節目ですが、別注やコラボ、記念商品な
派手な打ち出しはしないことに決めていました。
10年を打ち出せば簡単に色々打ち出してもらえるとは想いますが
それに甘えてしまうと、11年目から厳しくなってしまうので
マイペースにいくことにしました。
その代わり、僕の原点である古着と向き合い、古着のリメイクが中心になる
「MAKEOVER」
という新しいらラインを立ち上げさせて頂きます。
Varde77設立1年目はもともと卸業務を行っておらず
1店舗だけで販売していました。
20代に経験した古着のバイヤー業務はとてもハードなものでした。
10年パスポートも埋まるほど、アメリカ全土の、ボロ屋といわれる倉庫で
一日何万着という膨大な古着の中からセレクトする生活を続けました。
20代前半、古着屋をつくるという夢は
そのバイヤー業務中に魅力を感じなくなってしまいました。
当時憧れていた古着バイヤーの現実は、売れている物の取り合いで
そこに未来を感じなくなっていきました。
それと同時に、単純な古着を参考にしてブランドを作っているアパレル会社が
売れていたということも、腹立たしさを覚えました。
それからは、古着屋の人たちとは違う形で古着やファッションを提案していきたい
自分しか出来ないことは何か、と模索するようになりました。
そんな古着のバイイング時にフラストレーションがたまり
古着業界もアパレル業界もやっていない独自なやり方で自分はやっていきたい
と思うようになりました。
それからは古着のバイイングや、店舗MDの仕事と同時に
洋服をデザインする勉強に取り組みました。
古着屋とも、他のアパレルとも違う、オリジナリティのある
自分の洋服のデザインを作れる自信が出来たとき
Varde77の立ち上げを決意しました。
設立当初には祐天寺にアパレルの商圏はありませんでした。
深夜営業というスタイル、宝探しのような小さなお店からもわかるように
枠にとらわれない違和感のようなものを大切にしています。
こだわりにこだわって作られたアイテムたちも
適当に雑にセレクトされたアイテムも
アメリカで数ドルで仕入れされた薄汚れた洋服も
いろいろなものをミックスして、他のアパレルとは違ったやり方で
自分らしく、オリジナリティのあるやり方は何なのかを
常に模索しながら続けています。
Varde77を立ち上げた当初から、上質で
高級というような言葉ではなく、一般的な高級ブランドを
破壊していくようなイメージで
ジャンクやダメージ、古着といったイメージから
古着にはないようなデザインや
モードなアイテムも含め、いろいろなものをミックスするスタイルを提案しています。
Vintage & Future
というコンセプトも、過去から現在、現在から未来まで続く
様々な洋服をミックスするスタイル、という意味でつけています。
今回、「MY PRIVATE COLLECTION」と題しまして
テーマ性はなく、僕の好きなものばかりを作ったコレクションになっています。
コレクションブックに掲載されているモデルのスタイリングも担当させてもらい
テーマに沿ったコーディネートというわけではなく
お店に来てくれたお客様を接客するように
モデル一人一人に合わせたコーディネートを組んでいます。
統一性はありませんが、自分の部屋のクローゼットから洋服を選んで
スタイリングを組んでいるいるような思いで
スタイルを作らせてもらっています。
10年が経過して、少し設立当初の気持ちが薄まってしまった気がしています。
こういった気持ちを伝えることが一番大切だと感じています。
文章だけでは伝えきれないことがたくさんあります。
だから、これからはもっともっと、取引様とコミュニケーションを増やして
さらに発展していけるようにします。
今回の裏テーマは
原点回帰です。
これからもVarde77をよろしくお願いいたします。
2016年4月5日 Varde77 宮田浩行
※展示会資料より、原文まま
今月、4/19 に、デザイナー宮田氏が当店にいらっしゃいます。
また、2016 AW のサンプルも同時に、展示させて頂きます。
直接話してみたい、会ってみたい、と思われるお客様はこの機会に是非。
詳細がわかり次第、またお知らせいたします(^^)
今回の2016年AWd で、ブランド設立10年目になります。(2006年9月に設立)
2008年AW に展示会形式にしてからは8年。
10年という節目ですが、別注やコラボ、記念商品な
派手な打ち出しはしないことに決めていました。
10年を打ち出せば簡単に色々打ち出してもらえるとは想いますが
それに甘えてしまうと、11年目から厳しくなってしまうので
マイペースにいくことにしました。
その代わり、僕の原点である古着と向き合い、古着のリメイクが中心になる
「MAKEOVER」
という新しいらラインを立ち上げさせて頂きます。
Varde77設立1年目はもともと卸業務を行っておらず
1店舗だけで販売していました。
20代に経験した古着のバイヤー業務はとてもハードなものでした。
10年パスポートも埋まるほど、アメリカ全土の、ボロ屋といわれる倉庫で
一日何万着という膨大な古着の中からセレクトする生活を続けました。
20代前半、古着屋をつくるという夢は
そのバイヤー業務中に魅力を感じなくなってしまいました。
当時憧れていた古着バイヤーの現実は、売れている物の取り合いで
そこに未来を感じなくなっていきました。
それと同時に、単純な古着を参考にしてブランドを作っているアパレル会社が
売れていたということも、腹立たしさを覚えました。
それからは、古着屋の人たちとは違う形で古着やファッションを提案していきたい
自分しか出来ないことは何か、と模索するようになりました。
そんな古着のバイイング時にフラストレーションがたまり
古着業界もアパレル業界もやっていない独自なやり方で自分はやっていきたい
と思うようになりました。
それからは古着のバイイングや、店舗MDの仕事と同時に
洋服をデザインする勉強に取り組みました。
古着屋とも、他のアパレルとも違う、オリジナリティのある
自分の洋服のデザインを作れる自信が出来たとき
Varde77の立ち上げを決意しました。
設立当初には祐天寺にアパレルの商圏はありませんでした。
深夜営業というスタイル、宝探しのような小さなお店からもわかるように
枠にとらわれない違和感のようなものを大切にしています。
こだわりにこだわって作られたアイテムたちも
適当に雑にセレクトされたアイテムも
アメリカで数ドルで仕入れされた薄汚れた洋服も
いろいろなものをミックスして、他のアパレルとは違ったやり方で
自分らしく、オリジナリティのあるやり方は何なのかを
常に模索しながら続けています。
Varde77を立ち上げた当初から、上質で
高級というような言葉ではなく、一般的な高級ブランドを
破壊していくようなイメージで
ジャンクやダメージ、古着といったイメージから
古着にはないようなデザインや
モードなアイテムも含め、いろいろなものをミックスするスタイルを提案しています。
Vintage & Future
というコンセプトも、過去から現在、現在から未来まで続く
様々な洋服をミックスするスタイル、という意味でつけています。
今回、「MY PRIVATE COLLECTION」と題しまして
テーマ性はなく、僕の好きなものばかりを作ったコレクションになっています。
コレクションブックに掲載されているモデルのスタイリングも担当させてもらい
テーマに沿ったコーディネートというわけではなく
お店に来てくれたお客様を接客するように
モデル一人一人に合わせたコーディネートを組んでいます。
統一性はありませんが、自分の部屋のクローゼットから洋服を選んで
スタイリングを組んでいるいるような思いで
スタイルを作らせてもらっています。
10年が経過して、少し設立当初の気持ちが薄まってしまった気がしています。
こういった気持ちを伝えることが一番大切だと感じています。
文章だけでは伝えきれないことがたくさんあります。
だから、これからはもっともっと、取引様とコミュニケーションを増やして
さらに発展していけるようにします。
今回の裏テーマは
原点回帰です。
これからもVarde77をよろしくお願いいたします。
2016年4月5日 Varde77 宮田浩行
※展示会資料より、原文まま
今月、4/19 に、デザイナー宮田氏が当店にいらっしゃいます。
また、2016 AW のサンプルも同時に、展示させて頂きます。
直接話してみたい、会ってみたい、と思われるお客様はこの機会に是非。
詳細がわかり次第、またお知らせいたします(^^)